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管理会社を変えないデメリット

管理会社を変えるというのはとても面倒なことです。
今の管理会社なら、マンションのいろいろなことを理解していて面倒がない。
でも管理費などを考えると、コスト的にもったいないということは理解している。組合員の皆さんのこういうジレンマ、わかります。

もっとこうしてくれたらいいのにという不満があれば当然管理会社を変えようという話になると思いますが、そういったことがなく、ただ組合の役員からみると、管理会社に支払うコストなどを考慮すると、無駄があるなとは感じている。実質的になにか問題が起きない限り、管理会社を変更しようとは思わないものです。

でも、将来的なことを考慮すると、何事にも責任を持ってマンションのためを考慮して管理費を有効的に利用してくれる会社と、このままで問題がなければいいやという企業努力のない管理会社では、雲泥の差が出る場合もあるのです。

1年間だけで管理会社の費用を考えてみると、あまり大きく感じないのかもしれません。でも数年という単位で考えると、莫大なものとなります。
組合員から預かった大切な管理費を、無駄なく有効的に利用してくれ、こういう風に行ったらいいのでは?という提案もあり、常にマンションの組合員と同じ気持ちを持って管理を行ってくれる。こうした管理会社へ変更することのメリットは、面倒くさいといっていられないものだと思うのです。

仮に、積極的に修繕等の議題を組合に挙げてくれて、被害が大きくならないうちに修繕ができたとしたら?これはマンションの組合にとって大きな利益となることです。

通常の清掃や点検等に関しても、常にマンションのことを考慮している管理会社と、管理すればいいやと考えている会社では大きな差が出てくるものです。
マンションの管理がずさんになることは、建物を傷める原因ともなります。費用的な面からみても、マンションの保護という面からみても、管理会社の変更を面倒くさがらずに協議するということはとても大切なことなのです。


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